来週の英秋季予算案、大規模な新政策が発表される可能性は低い=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/10/20 01:07
 きょうもドル高が一服する中、ポンドドルは1.33ドル台前半での上下動が続いている。先週は一時1.3370ドル付近まで上昇し、リバウンド相場の兆候も見せているが、信頼感はまだない。一方、ポンド円は211円台に上昇。21日線を完全に上抜いており、213円付近に来ている200日線を目指しそうな展開も見られている。

 市場は来週の英秋季予算案に注目しているが、大規模な新政策が発表される可能性は低いとの見方がアナリストから出ている。イラン紛争が続く中、歳出を大幅に変更する余地は限られており、小幅な増税を通じて家計の財政負担を短期的に軽減することが政策の中心になると見ているようだ。重要な政策決定を先送りすることで、政府は歳出の優先順位をより慎重に見極める時間を確保できる。また、今後数カ月以内にイランでの紛争が終結すれば、エネルギー価格上昇による経済への下押し圧力が解消される可能性もあるという。

 アナリストは「主要な政策プログラムに関する決定は来年まで先送りされる見通し。ヒーリー財務相にとって初めての予算案では、財務相版のヒポクラテスの誓い、すなわち、“害を与えないこと”という原則に従うと予想している」という。

GBP/USD 1.3306 GBP/JPY 210.90 EUR/GBP 0.8425

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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