19日の株式相場見通し=大幅反落、AI・半導体関連中心に売り加速  

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/10/19 08:00
 19日の東京株式市場は再びリスクオフの地合いが加速し、AI・半導体関連株を中心に大きく売り込まれる展開となりそうだ。日経平均株価は一気に6万3000円台まで下値を切り下げる可能性がある。前週末はアジア株堅調の流れを引き継いで欧州株市場がほぼ全面高に買われたが、米国株市場は一転して売りがかさみ主要株価3指数が揃って下落した。特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2%を超える下げとなった。個別株に目を向けると、高性能GPUサーバーを基盤としたインフラを提供するコアウィーブ<CRWV>が約12%安と急落したほか、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が6%安、サンディスク<SNDK>が6.8%安に売り込まれるなど半導体セクターへの売り圧力が顕著となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.8%安で8日続落と下げ足の強さが際立つ。コアウィーブの社債利回りの急上昇を契機にAIインフラへの過剰投資懸念が再びマーケットで意識されている。一方、インフレに対する警戒感も根強い。WTI原油先物価格の上昇が止まらず、この日は終値ベースで1バレル=101ドル41セントまで高騰し投資家の気勢を削いだ。米株市場を受けて東京市場では、半導体株に向かい風の強い地合いとなることが予想されるが、前週の動きを振り返ると日経平均が急落した半面、TOPIXは底堅さを発揮していた。リスクオフムードの中も局地的な嵐にとどまっており、NT倍率の低下に反映される物色対象の変化を見極めておく必要がある。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比175ドル28セント安の5万2002ドル41セントと反落。ナスダック総合株価指数は同573.00ポイント安の2万6140.03だった。

 日程面では、きょうは1年物国庫短期証券の入札、8月の第3次産業活動指数など。海外では7~9月期中国国内総生産(GDP)、9月の中国工業生産高、9月の中国小売売上高、9月の中国70都市の新築住宅価格動向など。また、アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務大臣会合が21日まで香港で行われる。なお、きょうは香港市場が休場となる。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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