ドル円は158円を挟んでの上下、原油高など警戒=NY為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/10/17 07:00
ドル円は158円を挟んでの上下、原油高など警戒=NY為替概況

 ロンドン市場のドル円は、東京市場のレンジ157.80-158.18円の中での推移となった。NY市場に入ると米債利回りの低下などを背景にドル売りが強まり、東京午後の安値を割り込んで157.70円を付けた。植田日銀総裁が訪問先のタイで会見し、追加利上げへの前向きな姿勢を見せたことも円買いにつながった。

 もっとも、ドル安・円高一巡後は反発。中東情勢を受けた原油高が加速し、NY原油先物がNY朝の97ドル台から101ドル台後半まで上昇、ブレント原油先物も5月以来の110ドル台を付ける中でドル高の動きが広がった。ドル円は158.34円まで一時上値を伸ばした。その後は週末を前にしたポジション調整が入り、158.00円前後での推移となった。

 ユーロドルは東京午後からロンドンにかけてユーロ高・ドル安が進み、1.1210ドルから1.1270ドル前後まで上昇した。ウォーシュ米FRB議長が政策の方向性について言及しなかったことが、米国の早期利上げ期待をやや後退させてドル売りにつながった。その後NY市場に入って一転してもみ合ったあと、原油高を受けたドル高により1.1210ドル台まで下げ、当日の上昇分のほとんどを解消した。引けにかけては調整の買いが入り、1.1240ドル前後を付けている。

 ポンドドルも東京午後からドル安が進行。ポンドは11月の追加利上げ期待なども広がり、ユーロ以上に買いが先行してNY午前に1.3372ドルを付けた。その後は原油高に伴うドル高で1.3310ドル前後まで軟化し、引けにかけて1.3330ドル前後まで買い戻される展開となった。

 ユーロ円は対ドルでのユーロ買いなどを受けてロンドン市場で177.90円台まで上昇したものの、178.00円を付けきれなかったこともあり、その後は対ドルでのユーロ売りに押される形で177.40円前後まで押し戻された。ポンド円はポンドドル同様にユーロ円以上の買いが入り、一時211.00円近くまで上昇。その後は対ドルでのポンド売りに押され、210.30円台を付けた。

MINKABUPRESS 山岡

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