外為サマリー:FRB議長発言を受け一時157円80銭まで軟化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/10/16 15:16
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円85銭前後と前日の午後5時時点に比べて1銭程度のドル安・円高とほぼ横ばいだった。

 中東情勢を巡る先行き不透明感を背景に米原油先物相場が高止まりするなか、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支が悪化するとの見方から円売り・ドル買いが先行。日経平均株価が反発し、投資家心理が改善したことも安全通貨とされる円の重荷となり、ドル円相場は午前10時すぎに158円18銭まで上伸する場面があった。ただ、その後は前日のニューヨーク市場の戻り高値158円25銭が意識される形で伸び悩み。タイのバンコクで開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会で、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が金利の決定について「予断を持たない」と述べたことが伝えられると、早期利上げ観測を高める内容ではなかったと受け止められ一時157円80銭まで軟化した。その後は下げ渋ったものの、午後3時30分から全国信用組合大会で日銀の植田和男総裁が挨拶(内田副総裁が代読)する予定となっていることから積極的には動きにくく戻りは鈍かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1224ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=177円17銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ