前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2026/04/22 05:20

アスタリスク <6522>  1,336円 (+300円、+29.0%) ストップ高

 アスタリスク <6522> [東証G]がストップ高。21日午後2時30分ごろに、顔認証プラットフォーム「AsReader GoMA」(以下「GoMA」)が西鉄ストア(福岡県筑紫野市)全店舗及び拠点で採用されたと発表しており、これを好感した買いが入った。アスタリスクでは、今回の採用を受けて顔認証ビジネスが「単発の導入」から「ハードウェアを軸としたサブスクリプション型サービスプラットフォーム」へと進化を遂げたとしており、今後は西鉄ストアでの運用実績をモデルケースとして、国内外のチェーン展開企業への営業攻勢を強めるとしている。なお、本件による26年8月期業績に与える影響は精査中としている。

アサヒエイト <5341>  378円 (+80円、+26.9%) ストップ高

 ASAHI EITOホールディングス <5341> [東証S]がストップ高。20日の取引終了後、新たな挑戦と位置づけるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、時価総額数兆円規模の上場企業の100%子会社であるエンドユーザー及び新たな国内高圧ガス販売会社と貿易事業に向けた協業の検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。同社は4月2日にも東京都の時価総額1000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表したが、今回の協業検討は別途の具体的な取り組みとなる。機密保持のため、先方の会社名や希ガスの具体的な商品名は非開示。なお、同件が26年11月期業績へ与える影響は軽微としている。

イボキン <5699>  2,132円 (+400円、+23.1%) ストップ高

 イボキン <5699> [東証S]がストップ高。同社は21日、三井物産 <8031> [東証P]と金属スクラップの安定供給システム構築に向けて覚書(MOU)を締結し、協業を開始したと発表。これが材料視されたようだ。これは資源循環型社会や脱炭素社会の実現に加え、資源安全保障の観点からも「再生資源の高度利用」に注目が集まっていることが背景。両社の知見を融合することで、社会インパクトの大きい取り組みを実現させるとしている。

リガクHD <268A>  2,766円 (+500円、+22.1%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。リガク・ホールディングス <268A> [東証P]がストップ高。同社は21日、 半導体ウエハー向けの検査・解析装置などを手掛ける米オント・イノベーション と資本・業務提携契約を締結すると発表。収益面でのポジティブな効果を期待した買いが入ったようだ。リガクHDの筆頭株主であるアトム・インベストメントが保有する株式の一部を、オント・イノベーションが取得する。株式譲渡は今年下半期に行う予定。オント・イノベーションによるリガクHDの議決権所有割合は27.00%となり、新たに筆頭株主となる見通し。アトム・インベストメントの議決権所有割合は42.03%から15.03%に低下する。リガクHDはオント・イノベーションとの協業範囲を拡大し、製品の補完関係を強化するとともに、次世代半導体向けの計測ソリューションの共同開発を推進。2030年にリガク製品で少なくとも3億ドル規模の新市場の創出を図る。

リファバスG <7375>  2,262円 (+400円、+21.5%) ストップ高

 リファインバースグループ <7375> [東証G]がストップ高。日本経済新聞電子版が20日に「政府は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに施設整備や技術開発向けに官民で1兆円を投資する方針だ」と報じた。これを受け、プラスチックのリサイクルに絡む銘柄群に物色が広がっており、再生素材メーカーのリファバスGにも買いが向かったようだ。関連銘柄に位置づけられるものではこのほか、廃棄物リサイクル大手のアミタホールディングス <2195> [東証G]、合成樹脂メーカーのフクビ化学工業 <7871> [東証S]、プラスチック加工機専業のプラコー <6347> [東証S]、傘下で廃プラスチックのリサイクルを手掛けるサニックスホールディングス <4651> [東証S]も急動意した。

日進工具 <6157>  966円 (+144円、+17.5%)

 日進工具 <6157> [東証S]が4日ぶり急反騰。切削工具の製造・販売を手掛けるが、超硬小径エンドミルに特化して高度な技術力を商品競争力に反映している。足もとの業績も会社側の想定を上回って好調。20日取引終了後に26年3月期業績の上方修正を発表、売上高は従来予想の91億4000万円から94億9400万円(前の期比1%増)、営業利益は13億1000万円から19億5900万円(同11%増)に増額した。これを受けて上値を見込んだ投資マネーが集中した。営業利益は大幅減益見通しから2ケタの利益成長見通しに変わったことでポジティブサプライズとなった。AIデータセンター分野が活況で半導体向けが大きく伸び全体収益を押し上げた。また、トップライン増加に伴うスケールメリットを享受し、利益採算が向上したことも営業利益が一変した背景となっている。

upr <7065>  1,045円 (+150円、+16.8%) ストップ高

 ユーピーアール <7065> [東証S]がストップ高。物流機器のレンタル及び販売を手掛けるが、AI画像認識技術などを使った遠隔監視ソリューションなど、物流DXで実力を遺憾なく発揮している。アシストスーツ事業などにも展開している。「フィジカルAIで人間との協働がイメージできるのは差し当たって物流関連分野、次は介護分野」(中堅証券ストラテジスト)という見方もあり、同社株はその流れに乗る。26年8月期は営業利益が前期比2.7倍の7億6000万円予想と急拡大が見込まれ、PER・PBR・配当利回りからみてバリュエーションの割安さも際立った。

オキサイド <6521>  5,090円 (+705円、+16.1%) ストップ高

 オキサイド <6521> [東証G]がストップ高。20日取引終了後、量子技術に関する組織「Quantum Denmark」が国際的な量子イノベーション・エコシステムの構築に向けて新設したサプライチェーン・パートナーシップ・プログラムの第1号メンバーに選定されたと発表した。デンマークの国家戦略のもとに設立された同組織は量子技術の社会実装と産業化を加速するための国際的なハブ組織であり、欧州量子エコシステムへのゲートウェイとして重要な存在になっているという。会社側では、この機会を生かし、欧州での量子事業の展開を加速させる構えにある。これが材料視されたようだ。

ノジマ <7419>  1,280円 (+159円、+14.2%)

 東証プライムの上昇率2位。ノジマ <7419> [東証P]が続急騰。日本経済新聞電子版は21日、「家電量販大手のノジマは日立製作所の家電事業を買収する方針を固めた」と報じた。買収額は1000億円以上とみられるという。報道内容に関して、ノジマは「現在検討中」としたうえで、21日開催の「取締役会において本件を付議する予定」とのコメントを開示した。商品開発と販売を一貫体制で行うとともに、高付加価値品の販売による収益性の拡大が期待できるとの期待感もあって、ノジマ株の刺激材料となったようだ。記事によると、ノジマは日立製作所 <6501> [東証P]子会社の日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)の株式を少なくとも過半取得し子会社化する。日立も日立GLSの一部株式を取得するもようだと伝えている。

テスHD <5074>  714円 (+65円、+10.0%)

 東証プライムの上昇率7位。テスホールディングス <5074> [東証P]が急反騰。21日、子会社テス・エンジニアリングが、デジタルグリッド <350A> [東証G]子会社のデジタルグリッドアセットマネジメントから系統用蓄電所を受注したと発表しており、これを好感した買いが入った。同件は島根県出雲市に設置され、DGが運用事業者となる系統用蓄電所を受注したもので、テスHDは系統用蓄電所に関して用地開発からファイナンス検討、蓄電所の設計・調達・施工、メンテナンス、運用管理(アグリゲーション)までの全てをグループで内製化している。

あんしん保証 <7183>  190円 (+17円、+9.8%)

 あんしん保証 <7183> [東証S]が急反発。20日の取引終了後に、集計中の26年3月期単独業績について、営業収益が従来予想の60億9500万円から61億6200万円(前の期比14.6%増)へ、営業利益が1億2000万円から2億6300万円(同4.5倍)へ、純利益が1億6900万円から2億9200万円(同3.3倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。契約件数が堅調に増加したことに加えて、人件費が想定を下回ったことが要因。また、回収体制の効率化により法的回収に係る費用が抑制された一方、償却済債権に対する回収金が計画を上回ったことなども寄与した。

jig.jp <5244>  266円 (+22円、+9.0%)

 jig.jp <5244> [東証G]が3日続急伸。20日の取引終了後に、マッチングアプリ「バチェラーデート」の開発・運営を行うバチェラーデート(東京都品川区)の全株式を5月11日付で取得し子会社化すると発表したことが好感された。新たな収益基盤を獲得することが狙いで、取得価額は34億8300万円。なお、27年3月期業績への影響は精査中としている。また同社は、20日にクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売を開始したスマート眼鏡(ARグラス)「SABERA(サベラ)」について、販売開始から8時間で応援購入総額4500万円を突破したと発表。想定を上回る好調ぶりも好材料視された。

※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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