株価指数先物【寄り前】 買い一巡後は25日線が支持線として機能するか見極め
配信元:株探
投稿:2026/03/05 07:58
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 56380 +2130 (+3.92%)
TOPIX先物 3775.0 +137.0 (+3.76%)
シカゴ日経平均先物 56370 +2120
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
4日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米国・イスラエルとイランによる軍事衝突の長期化が懸念されているが、イランの情報機関が米中央情報局(CIA)と水面下で接触していると伝えられ、過度なリスク回避姿勢が和らぐ形になった。
経済指標では2月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回ったほか、2月のISMサービス業景況感指数が前月から改善し、2022年7月以来の高水準となったことも投資家心理の改善につながっている。
NYダウ構成銘柄ではアマゾン・ドット・コム
シカゴ日経平均先物(3月限)の清算値は、大阪比2120円高の5万6370円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比480円高の5万4730円で始まった。その後もロング優勢のなかで5万6230円まで急伸した。米国市場の取引開始後に5万5490円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、売り一巡後は再び5万6200円台を回復。終盤にかけて上へのバイアスが一段と強まるなかで5万6480円まで買われる場面もみられ、日中比2130円高の5万6380円で取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。日経225先物は前日に1900円安と大きく売られたが、ナイトセッションで一気に下落分を吸収する形になっており、レバレッジ型ETFなどヘッジ対応の買いが入りやすいだろう。25日移動平均線(5万6100円)を上回ってきたことで、買い一巡後は同線が支持線として機能するかを見極めることになる。
前日は一時5万3640円まで売られ、ボリンジャーバンドの-1σ(5万4240円)を割り込んだ。週足では13週線(5万3730円)まで下げた後に長い下ヒゲを残す形状であり、+1σ(5万6570円)水準に接近している。ボラティリティの大きい相場が続くなかで、いったんボトム形成が意識されやすい水準まで調整した。もっとも、リバウンドにおいても一巡感が出やすいところであろう。
そのため、25日線のキープおよび週足の+1σを捉えてくるかが注目される。同水準での戻りの鈍さがみられるようだと、戻り待ち狙いのショートを誘う可能性はありそうだ。レンジとしてはオプション権利行使価格の5万5500円から5万7500円辺りを想定する。
4日の米VIX指数は21.15(3日は23.57)に低下した。一時24.87まで切り上がったが、その後は軟化し、20.40まで下げる場面もみられていた。25日線(19.38)が支持線として意識されやすい状況ではあるものの、前日の28.15までの上昇でピーク感も出てきそうである。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.91倍に上昇した。14.86倍に低下する場面もみられたが、75日線(14.88倍)が支持線として機能する形で上昇に転じており、25日線(14.94倍)を突破し、15.01倍まで切り上がる場面もあった。本日は全面高となる可能性からスプレッド狙いの動きは限られそうだが、米ハイテク株が買われている流れもあって、日経平均型優位の展開が見込まれよう。
株探ニュース
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