東競馬、今期経常を6％上方修正・3期ぶり最高益、配当も4円増額

　東京都競馬 <9672> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比9.0％増の118億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の141億円→150億円(前期は139億円)に6.3％上方修正し、増益率が1.5％増→7.9％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の70.4億円→79.4億円(前年同期は73.7億円)に12.7％増額し、一転して7.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→114円(前期は113円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.2％増の47.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の37.4％→39.8％に上昇した。

株探ニュース