来週の株式相場に向けて=景気拡大期待で「日経平均PER20倍」視野か
12日の日経平均株価は、前日比395円高の4万4768円と3日連続で最高値を更新した。11日の米株式市場は、NYダウが617ドル高と大幅反発し最高値を更新した。米8月消費者物価指数(CPI)の上昇率は市場予想と一致し米利下げに対する期待が強まった。ナスダック指数も最高値を更新した。特に、投資家の関心を一身に集めているのが米テック企業の急騰だ。ある市場関係者は「そもそもは8月のエヌビディア<NVDA>決算が起点だが、その後、ブロードコム
ただ、足もとのAI関連株の急騰には過熱感を指摘する声も出ている。来週は、「中銀ウィーク」で16~17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀金融政策決定会合が開催される。FOMCでは0.25%の利下げ、日銀会合は金融政策の据え置きが有力視されているが、「FOMCを経ていったん相場は調整局面に入るのではないか」とみる声も少なくない。
とりわけ、東京市場は連日の最高値更新で日経平均株価のPERが18倍に乗せつつある。これは21年の年央以来の水準だが、近年16倍前後が上限となっていただけに、買われ過ぎとの見方もある。もっとも、アナリストからは「日本の債券市場では利回り曲線(イールドカーブ)の鋭角化(スティープニング)が進んでいる。これは今後、日本の景気が拡大傾向を強める兆しとも受け止められる。欧米とは景気サイクルに差があり、この点が海外投資家が日本株を買っている理由ではないか」との観測も出ている。日本の景気拡大を視野に入れているのなら、秋口以降、PER20倍も視野に入る可能性もある。目先、いったん調整入りもあり得るが、年末に向けて日経平均株価は一段の上昇が期待される。
上記以外のスケジュールでは、海外では15日に米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に米8月小売売上高、米8月鉱工業生産、17日に米8月住宅着工件数、18日に米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数が公表される。17日にゼネラル・ミルズ<GIS>、18日にフェデックス<FDX>、レナー<LEN>が決算発表を行う。
国内は15日が「敬老の日」で休場。17日に8月貿易統計、8月訪日外客数、20年国債入札、18日に7月機械受注、8月首都圏新規マンション販売、19日に8月消費者物価指数(CPI)が発表される。16日にパーク24<4666.T>、アスクル<2678.T>、19日にコーセル<6905.T>、サツドラホールディングス<3544.T>が決算発表を行う。来週の日経平均株価の予想レンジは4万4000~4万5100円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
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