20回CBは68円まで下落、CDSも1900台で高止まり
逆行安。全体相場が欧米株高、円安を受けて上昇するなか、物色の圏外に置かれている。昨日、国内のほぼすべての事業所と営業拠点の土地・建物に対して根抵当権が設定されたと報じられており、「資金繰りに行き詰っている」との見方が強まっている。来年秋償還の第20回CBは68円まで下落し、上場来安値を更新。いわゆる倒産確率を示すCDSスプレッドも1900台で高止まりしており、危機的な状況は続いている。チャート上は戻り余地は乏しく、下放れは秒読みのようだ。くれぐれも注意をしたい。