外為サマリー:日米の金利差拡大が意識され158円40銭台に上伸
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=158円41銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル高・円安となっている。
米12月雇用統計の発表を今晩に控え、模様眺めムードが強いなかでスタートした。その後、日経平均株価が続落して始まるとリスク回避的なドル売り・円買いが流入したほか、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けては輸出企業など実需筋の円買い・ドル売り観測もあり、午前10時ごろに157円93銭まで軟化する場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が9日の講演でインフレ率が高止まりするリスクから高金利政策の維持を訴えるなど、複数のFRB高官が追加利下げに慎重な考えを示していることがドルを下支え。午後に入って時間外取引の米長期金利が水準を切り上げると、日米の金利差拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となり、午後2時30分すぎには一時158円42銭をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0286ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円95銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米12月雇用統計の発表を今晩に控え、模様眺めムードが強いなかでスタートした。その後、日経平均株価が続落して始まるとリスク回避的なドル売り・円買いが流入したほか、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けては輸出企業など実需筋の円買い・ドル売り観測もあり、午前10時ごろに157円93銭まで軟化する場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が9日の講演でインフレ率が高止まりするリスクから高金利政策の維持を訴えるなど、複数のFRB高官が追加利下げに慎重な考えを示していることがドルを下支え。午後に入って時間外取引の米長期金利が水準を切り上げると、日米の金利差拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となり、午後2時30分すぎには一時158円42銭をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0286ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円95銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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