アジア株 総じて上昇、上海株や香港株は続伸

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/03 18:29
東京時間17:44現在
香港ハンセン指数   19746.32(+196.03 +1.00%)
中国上海総合指数  3378.81(+14.82 +0.44%)
台湾加権指数     23027.46(+290.53 +1.28%)
韓国総合株価指数  2500.10(+45.62 +1.86%)
豪ASX200指数    8495.22(+47.36 +0.56%)
インドSENSEX30種  80900.19(+652.11 +0.81%)

 3日のアジア株は総じて上昇。前日の米国株がハイテク関連株を中心に上昇したことなどを背景にアジア株もおおむね買い優勢で推移した。上海株や香港株は続伸。米国による対中半導体規制の強化や人民元安などを背景に売りに押される場面も見られたが、中国当局による景気刺激策への期待感などから上昇に転じた。
   
 上海総合指数は続伸。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、コンピューター機器メーカーの中科曙光、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が買われる一方で、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。銀行大手のウエストパック銀行、医薬品メーカーのCSL、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、資源・鉱山会社のBHPグループが売られた。

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