ドル円は一時154円台前半に下落 地政学リスクへの警戒感=NY為替序盤
きょうの為替市場はドル買いの流れは続いているものの、円高の動きから、ドル円は戻り売りに押され、一時154円台前半に下落する場面も見られていた。次第に方向感もなくなる中、日替わり相場の様相を見せている。前日復帰した155-160円のゾーンから再び下に出ている。
ウクライナ情勢に絡んだ地政学リスクへの警戒感がドル円の上値を抑えている。ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を使用したと、ウクライナ側が発表。ウクライナが西側の兵器でロシア領内を攻撃したことに対する報復の意味合いがありそうで、戦争が再び大きくエスカレートしている。
本日は植田総裁の講演があったが、12月の決定会合の結果を予測するのは不可能だと語った。日銀は各会合ごとに最新のデータと情報を点検している。市場では12月もライブ会合ということで、追加利上げの可能性が捨て切れなくなっているようだ。
一方、FRBもオープンになっており、データ次第との言及も多い。12月18日のFOMCまでに、雇用やインフレ、小売などの一通りのデータを確認できることから、その内容次第ということのようだ。短期金融市場ではいまのところ五分五分と見ている。
そのような中、ドル円も動きづらくなっているようだ。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
21日(木)
現行付近にはなし
22日(金)
154.00 (8.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ウクライナ情勢に絡んだ地政学リスクへの警戒感がドル円の上値を抑えている。ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を使用したと、ウクライナ側が発表。ウクライナが西側の兵器でロシア領内を攻撃したことに対する報復の意味合いがありそうで、戦争が再び大きくエスカレートしている。
本日は植田総裁の講演があったが、12月の決定会合の結果を予測するのは不可能だと語った。日銀は各会合ごとに最新のデータと情報を点検している。市場では12月もライブ会合ということで、追加利上げの可能性が捨て切れなくなっているようだ。
一方、FRBもオープンになっており、データ次第との言及も多い。12月18日のFOMCまでに、雇用やインフレ、小売などの一通りのデータを確認できることから、その内容次第ということのようだ。短期金融市場ではいまのところ五分五分と見ている。
そのような中、ドル円も動きづらくなっているようだ。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
21日(木)
現行付近にはなし
22日(金)
154.00 (8.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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