◆ やはり“乱高下”… - ただし“レンジの範囲内”
注目の米雇用統計・非農業部門雇用者数が“大幅減(+1.2万人)”となり、ドル円は“151.790円”へと売り込まれる場面が見られました。
ただ失業率/平均時給は“予想通り(4.1%/+4.0%)”ということもあり、次第に「ハリケーン・ストライキの影響(一時的な要因)」との見方が強まりました。
こうして“前日安値(151.831円)”でほぼ面合わせすると“下げ渋り→反発”へと転じ、その後は“153.093円”へと押し戻されています。
◆ 「トランプトレードの巻き戻し」も加わり…
ただし週明けとなる昨日には「ハリス氏優勢」との報道が相次ぎ、「トランプトレードの巻き戻し」が先行しています。
こうして再び“151円台(安値は151.530円)”へと押し戻されると、概ねそのままの水準にて昨日の取引を終えています。
◆ “拮抗”が基本、現時点で“方向感定める”というのは…? - 米大統領選
こうした中、いよいよ本日はその「米大統領選・投票日当日」を迎えます。
そして前記したように世論調査は「ハリス氏優勢」とされていますが、一方でいわゆる賭けサイトでは「トランプ氏優勢」という点は何ら変わっておりません。
つまり“拮抗(激戦)”とされる状況になりますので、「蓋を開けるまでわからない」「現時点で決め打ちは禁物」というのが現実的なところです。
ただ「トランプ氏勝利」を前提とした“米国債売り(利回りは上昇)/ドル買い”は根強いものがある中、「トランプトレードの巻き戻し」はある程度進んだ印象は否めません。
基本は“大勢が決するまで積極的に売買は手控えやすい”を前提としながら、それでも“下値はしっかり”と考えたいところです。
後はその結果次第…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
155.214(7/30高値)
155.000(大台)
154.496(+2σ)
154.000(大台)
153.892(7/31高値、10/28-29高値)
153.632(10/31高値、ピボットハイブレイクアウト)
153.093(11/1高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:153.000(大台)
上値4:152.773(+1σ)
上値3:152.666(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:152.561(11/4高値)
上値1:152.388(週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:152.148
下値1:151.984(11/4安値後の50%押し、大台)
下値2:151.876(11/4安値後の61.8%押し)
下値3:151.530(11/4安値、200日移動平均線、、ピボット1stサポート)
下値4:151.457(10/25安値)
下値5:151.381(10/8~10/28の38.2%押し)
151.184(20日移動平均線)
150.986(10/23安値、大台、ピボット2ndサポート)
150.611(10/8~10/28の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
150.493(10/22安値)
150.325(100日移動平均線)
《10:55》
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