カナダドル軟調、年末までの69bp利下げ織り込む=ロンドン為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/10/10 19:45
カナダドル軟調、年末までの69bp利下げ織り込む=ロンドン為替

 米消費者物価指数を控えたロンドン午前の取引は、やや円高とドル高の動きに押されている。主要通貨のなかでその動きが最も顕著なのがカナダドル。ドルカナダは1.3705付近から1.3740付近へと上昇。カナダ円は109円台乗せ水準から108.40付近へと下落。豪ドル/加ドルでも豪ドル買いが優勢になっている。

 現時点での年末までの利下げ幅観測では、カナダ中銀が69bpとなっている。米FOMCの46bp、ECBの50bp、英中銀の35bpなどを凌ぐ利下げ幅見通しとなっている。

 カナダ中銀の金融政策会合は、10月23日、12月11日と年内あと2回の予定。

USD/CAD 1.3733 CAD/JPY 108.38 AUD/CAD 0.9236

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