ユーロ円、一時163円台に上昇 来週以降200日線を試しに行くか注目=NY為替
きょうのユーロ円は米雇用統計を受けてドル円が急上昇したことで一時163円台に上昇した。ただ、ユーロ自体は売りが強まっている中、来週以降に200日線が来ている164円台前半を試しに行くか注目される。
きょうはデギンドスECB副総裁の講演が伝わっていたが、9月のユーロ圏のインフレ統計で前向きなサプライズがあったものの警戒を解くのは時期尚早だと述べていた。副総裁はマドリードで講演し「勝利宣言はできない。なぜならサービスインフレが高止まりしているからだ。鈍化したとは言え、ごく僅かに過ぎない」と述べていた。
副総裁は「賃金や生産性、単位労働コストの動向に大きく左右されるだろう。こうした点こそ注視すべきだ。来年末時点のインフレは2%で安定していると見込まれる」とも述べている。
ユーロ圏の消費者物価指数(HICP)は9月に総合指数で前年比1.8%に減速し、2021年以降で初めて目標の2%を下回った。ただ、インフレが鈍化したのは変動しやすいエネルギーコストの影響が大きく、年末にかけてインフレは再び加速する可能性がある。
EUR/JPY 162.97 USD/JPY 148.70 EUR/USD 1.0960
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうはデギンドスECB副総裁の講演が伝わっていたが、9月のユーロ圏のインフレ統計で前向きなサプライズがあったものの警戒を解くのは時期尚早だと述べていた。副総裁はマドリードで講演し「勝利宣言はできない。なぜならサービスインフレが高止まりしているからだ。鈍化したとは言え、ごく僅かに過ぎない」と述べていた。
副総裁は「賃金や生産性、単位労働コストの動向に大きく左右されるだろう。こうした点こそ注視すべきだ。来年末時点のインフレは2%で安定していると見込まれる」とも述べている。
ユーロ圏の消費者物価指数(HICP)は9月に総合指数で前年比1.8%に減速し、2021年以降で初めて目標の2%を下回った。ただ、インフレが鈍化したのは変動しやすいエネルギーコストの影響が大きく、年末にかけてインフレは再び加速する可能性がある。
EUR/JPY 162.97 USD/JPY 148.70 EUR/USD 1.0960
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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