ドル売りと円売りが優勢、ドル円は144円台後半で推移=東京為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/26 15:27
ドル売りと円売りが優勢、ドル円は144円台後半で推移=東京為替概況

 東京終盤のドル円は144円台後半でもみ合い。ドル円は、東京朝方に前日のドル高の反動から一時144円半ばまで弱含んだ。しかし、その後、中国の景気支援策を受けてリスク選好の円売りが優勢となり、昼すぎには4日以来およそ3週間ぶりの高値水準となる145円台を回復した。ただ、人民元高ドル安の影響から145円台では上昇は続かず、午後は144円台後半で伸び悩みをみせた。
    
 ユーロ円は、昼すぎに161円半ばまで上昇したあと、いったん上げを帳消しにした。しかし、午後に中国共産党が中央政治局会議で「強力な金利引き下げを実施」などと表明するとリスク選好の円売りが優勢となり、再び161円半ばまで上昇した。
   
 豪ドル円は一段高。中国の景気支援策を受けて中国と経済的な結び付きの強いオーストラリアの通貨である豪ドル買いが優勢となり、豪ドル円は午後に99.39付近まで上昇した。
    
 ユーロドルは、ドル安傾向から午後に一時1.1152付近まで強含んだ。

MINKABU PRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)