アジア株 米大幅利下げ期待復活で香港株は1週間ぶり高値 上海株マイナス転落、連休中の消費回復は期待薄
アジア株 米大幅利下げ期待復活で香港株は1週間ぶり高値 上海株マイナス転落、連休中の消費回復は期待薄
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 17410.75(+170.36 +0.99%)
中国上海総合指数 2714.77(-2.35 -0.09%)
台湾加権指数 21719.12(+65.87 +0.30%)
韓国総合株価指数 2567.55(-4.54 -0.18%)
豪ASX200指数 8094.00(+18.27 +0.23%)
インドSENSEX30種 82761.13(-201.58 -0.24%)
アジア株は高安まちまち。
香港株は約1週間ぶり高値をつけている、米大幅利下げ期待が復活。医療品や金鉱、不動産、消費者サービス、エネルギー、銀行、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。香港は金融政策を米国に連動させているため、FRBが50bpの大幅利下げを実施すれば香港も追随して基準金利を50bp引き下げる。
FEDウォッチャーことWSJのニック記者が、FRBが来週の会合で25bpにするか50bpにするか検討している。パウエルFRB議長は難しい決断に直面しているといった記事を公表した。さらにFTも、FRBは来週50bpの大幅な引き下げを行うか、それとも25bpの引き下げにとどめるかという難しい選択に直面していると報じた。ダドリーNY連銀前総裁は、来週のFOMCで50bpの利下げはあり得ると思うとコメント。
上海株はマイナス転落、あすの中国経済統計への警戒感が高まっている。食品や飲料など生活必需品が総じて下落。医療品や資本財の一角も下落している。連休中の個人消費の回復は期待できないとの見方から、ホテルやレストラン、レジャーなども下落している。一方、中国企業や保利置業集団、金地集団、北京首都開発など不動産株は総じて上昇。当局が今月中にも約5兆ドル相当の住宅ローンを対象に金利を引き下げる見通しとのブルームバーグ報道が材料視されている。
あす発表される中国一連の経済統計は総じて弱い内容になることが予想されている。当局は「8月は悪天候が影響した」と言い訳するだろうが、先行き不安で消費者心理が悪化しているためだ。あすは小売売上高、鉱工業生産、失業率、新築住宅販売価格と中古住宅販売価格、不動産投資が発表される。来週は事実上の政策金利であるローンプライムレートが公表されるが、引き下げたところで中国経済には焼け石に水。株価上昇とはならないだろう。
中国は16日と17日が中秋節で休場となるため、あすから4連休となる。先行き不安で消費者の節約志向が一段と高まっているため連休中の消費拡大は期待できない。旅行サイトによると、国内旅行、ホテル、レンタカー、アトラクションチケットなどの予約注文は"若干"増加しているという。
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 17410.75(+170.36 +0.99%)
中国上海総合指数 2714.77(-2.35 -0.09%)
台湾加権指数 21719.12(+65.87 +0.30%)
韓国総合株価指数 2567.55(-4.54 -0.18%)
豪ASX200指数 8094.00(+18.27 +0.23%)
インドSENSEX30種 82761.13(-201.58 -0.24%)
アジア株は高安まちまち。
香港株は約1週間ぶり高値をつけている、米大幅利下げ期待が復活。医療品や金鉱、不動産、消費者サービス、エネルギー、銀行、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。香港は金融政策を米国に連動させているため、FRBが50bpの大幅利下げを実施すれば香港も追随して基準金利を50bp引き下げる。
FEDウォッチャーことWSJのニック記者が、FRBが来週の会合で25bpにするか50bpにするか検討している。パウエルFRB議長は難しい決断に直面しているといった記事を公表した。さらにFTも、FRBは来週50bpの大幅な引き下げを行うか、それとも25bpの引き下げにとどめるかという難しい選択に直面していると報じた。ダドリーNY連銀前総裁は、来週のFOMCで50bpの利下げはあり得ると思うとコメント。
上海株はマイナス転落、あすの中国経済統計への警戒感が高まっている。食品や飲料など生活必需品が総じて下落。医療品や資本財の一角も下落している。連休中の個人消費の回復は期待できないとの見方から、ホテルやレストラン、レジャーなども下落している。一方、中国企業や保利置業集団、金地集団、北京首都開発など不動産株は総じて上昇。当局が今月中にも約5兆ドル相当の住宅ローンを対象に金利を引き下げる見通しとのブルームバーグ報道が材料視されている。
あす発表される中国一連の経済統計は総じて弱い内容になることが予想されている。当局は「8月は悪天候が影響した」と言い訳するだろうが、先行き不安で消費者心理が悪化しているためだ。あすは小売売上高、鉱工業生産、失業率、新築住宅販売価格と中古住宅販売価格、不動産投資が発表される。来週は事実上の政策金利であるローンプライムレートが公表されるが、引き下げたところで中国経済には焼け石に水。株価上昇とはならないだろう。
中国は16日と17日が中秋節で休場となるため、あすから4連休となる。先行き不安で消費者の節約志向が一段と高まっているため連休中の消費拡大は期待できない。旅行サイトによると、国内旅行、ホテル、レンタカー、アトラクションチケットなどの予約注文は"若干"増加しているという。
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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