田村日銀審議委員 市場動向に十分配意しつつ、適時かつ段階的に利上げしていく必要

田村日銀審議委員　市場動向に十分配意しつつ、適時かつ段階的に利上げしていく必要

日銀の中で最もタカ派とされる田村審議委員は、金融市場動向に十分配意しつつ、経済物価の反応を確認しながら、適時かつ段階的に利上げしていく必要があると語った。

中立金利は最低でも1%程度と見ている、したがって2026年度までの見通し期間の後半には、少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが物価上振れリスクを抑え、物価安定の目標を持続的・安定的に達成する上で必要だと考えている。