ドル円、143円付近 方向感のない値動き=NY為替序盤
きょうの為替市場は方向感のない展開が見られる中、ドル円も143円ちょうど付近で上下動している。本日の現地時間夜(日本時間11日午前)に開催されるハリス副大統領とトランプ前大統領の初の米大統領選TV討論会を控え、政治を巡る不透明感も確認したい意向も強いようだ。
また、市場は明日の消費者物価指数(CPI)と木曜日の生産者物価指数(PPI)を確認したい意向も強い。来週のFOMCでの利下げは確実視されており、0.25%ポイントの通常利下げがほぼ確実視されている。上記のインフレ指標がよほどの数字でない限り、その見方に変化はないものと見られているが、市場はそれ以上にその後の利下げペースがどうなるのか市場はヒントを得たがっている。
短期金融市場では年内に計1.00%の利下げを織り込んでおり、それは0.50%ポイントの大幅利下げがどこかのタイミングであることを意味する。その見方が適切なのか手掛かりを探っているようだ。
来週は日銀も決定会合を開催するが、こちらは現状維持を決める公算が大きいとの報道が伝わっていた。7月利上げとその後の金融市場の不安定化の影響を見極めるため、再利上げの必要性は低いと見ているという。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
10日(火)
現行付近にはなし
11日(水)
142.50 (18.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
また、市場は明日の消費者物価指数(CPI)と木曜日の生産者物価指数(PPI)を確認したい意向も強い。来週のFOMCでの利下げは確実視されており、0.25%ポイントの通常利下げがほぼ確実視されている。上記のインフレ指標がよほどの数字でない限り、その見方に変化はないものと見られているが、市場はそれ以上にその後の利下げペースがどうなるのか市場はヒントを得たがっている。
短期金融市場では年内に計1.00%の利下げを織り込んでおり、それは0.50%ポイントの大幅利下げがどこかのタイミングであることを意味する。その見方が適切なのか手掛かりを探っているようだ。
来週は日銀も決定会合を開催するが、こちらは現状維持を決める公算が大きいとの報道が伝わっていた。7月利上げとその後の金融市場の不安定化の影響を見極めるため、再利上げの必要性は低いと見ているという。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
10日(火)
現行付近にはなし
11日(水)
142.50 (18.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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