4日の米株式市場の概況、NYダウ小反発 エヌビディアは続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/05 08:19
 4日の米株式市場では、NYダウが前日比38.04ドル高の4万0974.97ドルと小反発した。前日に大きく下げた銘柄を買い戻す動きが広がり、全体相場を下支えした。7月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が低水準で米国の景気減速を意識させる内容だったが、下値を探る姿勢は限られた。エヌビディア<NVDA>は続落。6日に発表される8月の米雇用統計の内容を見極めたいとの姿勢は強かった。

 ボーイング<BA>やトラベラーズ<TRV>、スリーエム<MMM>が堅調に推移。GEベルノバ<GEV>やクーパン<CPNG>が高い。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が売られ、シェブロン<CVX>が冴えない展開。USスチール<X>は大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は52.002ポイント安の1万7084.296と続落した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>が売られたほか、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>やダラー・ツリー<DLTR>、Zスケーラー<ZS>が急落した。一方、テスラ<TSLA>が大幅に水準を切り上げ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。ギットラボ<GTLB>が急騰した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ