◆ まさに“乱高下”… - 一時“145円台”、一転して“143円台”
昨日は“上を下へ”と大きく揺れ動く展開でした。
まずは先週末からの“ドル売り”は一巡し、欧州タイムにかけて“145.177円”へと駆け上がりました。
ただ「目先の材料難」を背景にした“上値の重さ”は如何ともしがたく、その後は“緩やかな上げ幅縮小”に転じました。
さらに懸念していた「米2年債入札」が逆に“好内容”となったことで、“米10年債利回り低下(3.86%→3.81%)”に転じたこともあり、本日早朝にかけて“143.684円”へと押し下げられるに至っています。
◆ ただ本日も「米5年債入札」が予定される中、テクニカルは…?
こうして“方向感定まらず”は続いており、前記した「目先の材料難」は本日も継続しそうな雰囲気が漂っています。
そうなると“上値の重さ”と“下値の堅さ”の双方を引きずる展開を想定せざるを得ないだけに、基本的には“膠着(揺れ動き)”と見るのが妥当な状況といえます。
ただ本日も「米5年債入札(700億ドル)」が予定されており、また“一昨日安値(143.444円)”は“8/5~8/15の76.4%押し”と合致する水準でもあります。
割り込むと加速する可能性は否めないものの、“一旦の下値”をつけた可能性を鑑みれば…?
本日も“膠着(揺れ動き)”が基本とは見ますが、やや“上方向(ドル買い戻し)”への期待が勝ると考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
145.708(8/15~8/23の38.2%戻し)
145.608(ピボット2ndレジスタンス)
145.321(8/23~8/26の61.8%戻し)
145.177(8/27高値)
上値5:145.000(大台)
上値4:144.779(ピボット1stレジスタンス)
上値3:144.606(100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線、-1σ、8/27高値後の61.8%戻し)
上値2:144.431(8/27高値後の50%戻し)
上値1:144.254(8/27高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:143.949(大台)
下値1:143.518(ピボット1stサポート)
下値2:143.444(8/26安値、8/5~8/15の76.4%押し水準)
下値3:143.086(ピボット2ndサポート)
下値4:143.000(大台)
下値5:142.773(-2σ)
142.257(ピボットローブレイクアウト)
142.000(大台)
141.688(8/5安値)
《10:40》
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