西川ゴムは続伸、棚卸資産の計算巡る疑義判明で再発防止策を策定
西川ゴム工業<5161.T>は続伸している。前週末16日の取引終了後、連結子会社のニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコにおいて、棚卸資産の計算などで疑義が判明したことに関し、社内調査チームとして調査報告書を取りまとめ、取締役会で再発防止策を決議したと発表した。過年度の決算短信の訂正や、有価証券報告書の提出について8月30日までに行う方針。発表を受け、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが入ったようだ。24年3月期の決算において、特別調査費用引当金繰入額3億円と、環境対策引当金繰入額5億1000万円を特別損失として計上する見通しとしている。
出所:MINKABU PRESS
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