エアトリ、今期最終を5.2倍上方修正

　エアトリ <6191> [東証Ｐ] が8月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の連結最終利益は前年同期比30.2％増の24.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2.5億円→13億円(前期は14.8億円)に5.2倍上方修正し、減益率が83.2％減→12.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7.6億円の赤字→2.8億円の黒字(前年同期は3.7億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比87.5％増の14.2億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の20.7％→11.0％に大幅低下した。

株探ニュース