マリオンがS高、24年9月期利益予想を上方修正しBOOSTRYとの業務提携を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/14 10:02
 マリオン<3494.T>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の412円に買われた。13日の取引終了後、24年9月期第3四半期累計(23年10月~24年6月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを8000万円増額して3億4000万円(前期比2.4倍)とした。過去最高益予想を上積みする形で利益予想を引き上げており、好感されたようだ。一部の販売用不動産の営業活動で進捗の遅れが発生したことに伴い、通期の売上高予想は1億3000万円減額して28億7000万円(同2.2%増)に引き下げた。半面、一般管理費などが計画を下回る見込みとなり、影響を業績予想に反映させた。第3四半期累計の売上高は前年同期比39.9%減の14億6200万円、最終利益は同15.9%減の1億2200万円となった。同時にマリオンは、ブロックチェーン技術を用いた有価証券などの権利を交換する基盤の開発・提供を手掛けるBOOSTRY(東京都千代田区)との間で、業務提携基本契約を締結すると発表。不動産特定共同事業法に準拠した新商品のスキーム組成や、新商品の発行のためのITインフラの構築などで提携していくという。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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