*08:48JST 今日の為替市場ポイント:米国金利の先安観でドルは伸び悩む可能性
5日のドル・円は、東京市場では146円65銭から141円70銭まで下落。欧米市場では141円76銭まで売られた後、一時144円89銭まで反発し、144円15銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。米国金利の先安観は一段と強まり、ドルは伸び悩む可能性がある。
5日の米国株式市場で主要株価3指数は3営業日続落。ナスダック総合指数とS&P総合500種は終値ベースで5月上旬以来の安値を付けた。米供給管理協会(ISM)が5日に発表した7月非製造業景況指数は51.4と、節目の50を上回ったものの、先週発表された米7月雇用統計などの経済指標はさえない結果となったことから、米国経済は景気後退に陥るとの懸念が強まり、リスク回避の動きが急速に拡大した。株安を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)は年末までに1ポイントの利下げに動くとの見方が浮上している。為替についてはリスク回避の円買いは一巡しつつあるが、日米金利差の縮小観測は後退していないため、主要通貨に対する円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
<NH>
5日の米国株式市場で主要株価3指数は3営業日続落。ナスダック総合指数とS&P総合500種は終値ベースで5月上旬以来の安値を付けた。米供給管理協会(ISM)が5日に発表した7月非製造業景況指数は51.4と、節目の50を上回ったものの、先週発表された米7月雇用統計などの経済指標はさえない結果となったことから、米国経済は景気後退に陥るとの懸念が強まり、リスク回避の動きが急速に拡大した。株安を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)は年末までに1ポイントの利下げに動くとの見方が浮上している。為替についてはリスク回避の円買いは一巡しつつあるが、日米金利差の縮小観測は後退していないため、主要通貨に対する円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
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