【本日の見通し】不安定な動きが継続、豪中銀は据え置き見込み
【本日の見通し】不安定な動きが継続、豪中銀は据え置き見込み
ドル円は昨日の急落が一服し、安値から3円強の戻しを見せた。もっとも日米金利差の縮小期待が広がっており、ドル売り円買いの意識が強い。今週にも米FRBが緊急利下げという一部報道で見られた噂については、短期金利市場の過熱感を基にした観測と見られ、そうした噂も含め、行き過ぎ感が指摘されるところとなっている。ただ、9月の0.5%利下げを織り込む動きが広がる中で、円キャリートレードの大きな調整が継続と見られ、当面は上値が重くなりそう。
ドル円は株安もあり再びのドル売り円買いを警戒。145円前後がどこまで重くなるかが短期的なポイント。
クロス円も同様に円買いを意識。ユーロ円は159.00-160.00の上値抵抗水準を意識。
豪中銀金融政策会合の結果が13時半に公表される。もともとは利上げ期待のあった豪中銀であるが、先月末の第2四半期GDPの弱さもあり、今回は据え置き見通しがほとんど。年内に関しては据え置き見通しが強いが、前回会合まで見られた声明などでの追加利上げの可能性示唆が、その後の景気鈍化傾向を受けてどこまで残っているのかがポイントとなりそう。強気姿勢継続であれば豪ドル買いが進む可能性がある。
MINKABU PRESS 山岡和雅
ドル円は昨日の急落が一服し、安値から3円強の戻しを見せた。もっとも日米金利差の縮小期待が広がっており、ドル売り円買いの意識が強い。今週にも米FRBが緊急利下げという一部報道で見られた噂については、短期金利市場の過熱感を基にした観測と見られ、そうした噂も含め、行き過ぎ感が指摘されるところとなっている。ただ、9月の0.5%利下げを織り込む動きが広がる中で、円キャリートレードの大きな調整が継続と見られ、当面は上値が重くなりそう。
ドル円は株安もあり再びのドル売り円買いを警戒。145円前後がどこまで重くなるかが短期的なポイント。
クロス円も同様に円買いを意識。ユーロ円は159.00-160.00の上値抵抗水準を意識。
豪中銀金融政策会合の結果が13時半に公表される。もともとは利上げ期待のあった豪中銀であるが、先月末の第2四半期GDPの弱さもあり、今回は据え置き見通しがほとんど。年内に関しては据え置き見通しが強いが、前回会合まで見られた声明などでの追加利上げの可能性示唆が、その後の景気鈍化傾向を受けてどこまで残っているのかがポイントとなりそう。強気姿勢継続であれば豪ドル買いが進む可能性がある。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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