明日の為替相場見通し=一段の円高・ドル安あるか
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、一段の円高・ドル安進行があるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=148円00銭~151円50銭。
日銀の植田和男総裁が7月31日の記者会見で追加利上げの可能性を示唆した一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「9月の利下げ開始もありうる」などと述べたことで、日米金融政策の方向性の違いから日米金利差の縮小が意識されている。ただ、この日の東京市場で一時148円台半ばと3月中旬以来の水準までドル安・円高が進んだことで、いったんは値ごろ感からの買い戻しが入りやすい。林芳正官房長官が急激な円高について「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要で、政府として為替市場の動向をしっかりと注視していく」と発言したことも円買いを抑制しそうだ。
また、日本時間今晩に発表される7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が前月から改善すれば、米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待からドルが買われる可能性もある。なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数、4〜6月の米労働生産性指数、6月の米建設支出も発表される予定で、イングランド銀行(英中銀)は金融政策委員会の結果と議事録を公表する。
出所:MINKABU PRESS
日銀の植田和男総裁が7月31日の記者会見で追加利上げの可能性を示唆した一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「9月の利下げ開始もありうる」などと述べたことで、日米金融政策の方向性の違いから日米金利差の縮小が意識されている。ただ、この日の東京市場で一時148円台半ばと3月中旬以来の水準までドル安・円高が進んだことで、いったんは値ごろ感からの買い戻しが入りやすい。林芳正官房長官が急激な円高について「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要で、政府として為替市場の動向をしっかりと注視していく」と発言したことも円買いを抑制しそうだ。
また、日本時間今晩に発表される7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が前月から改善すれば、米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待からドルが買われる可能性もある。なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数、4〜6月の米労働生産性指数、6月の米建設支出も発表される予定で、イングランド銀行(英中銀)は金融政策委員会の結果と議事録を公表する。
出所:MINKABU PRESS
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