日本製鉄、上期最終を22％上方修正、通期も増額

　日本製鉄 <5401> [東証Ｐ] が8月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比11.0％減の1575億円に減った。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の1800億円→2200億円(前年同期は3002億円)に22.2％上方修正し、減益率が40.0％減→26.7％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3000億円→3400億円(前期は5493億円)に13.3％上方修正し、減益率が45.4％減→38.1％減に縮小する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の11.3％→10.8％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回公表に対して、マージンの改善や在庫評価差の好転等により増益となり、2025年３月期通期個別当期純利益は1,000億円となる見通しです。