米消費者信頼感指数、7月は上昇-景気や労働市場の見通し改善
コンファレンスボードが発表した7月の米消費者信頼感指数は100.3に上昇。予想の99.9を上回った。今後6カ月の期待指数も78.2と1月以来の高水準となった。一方で、現況指数は約3年ぶりの水準に低下した。
消費者信頼感指数は前月比で上昇したものの、依然として低迷しており、パンデミック前の水準を大きく下回っている。消費者は生活費の高騰や借り入れコストの高止まり、賃金の伸び悩みに見舞われており、特に低所得層における今年の支出減速の一因になっている。
コンファレンスボードは「消費者信頼感は7月に上昇したが、過去2年間に渡って続いている狭いレンジを抜けるには十分ではない」と指摘した。「消費者は労働市場に関して比較的前向きな見方を維持しているが、物価や金利の高止まりをなお懸念しているようだ」と述べた。
一方、インフレ期待は横ばい。労働市場に対する消費者の見通しは改善したものの、現状に関する楽観は後退した。雇用が「豊富にある」との回答は全体の34.1%と、2021年3月以来の低水準。仕事を「見つけにくい」との回答は上昇した。この差は過去3年余りで最小の水準となった。エコノミストは労働市場の強さを測るためこの指標に注目している。今後6カ月に雇用が増えるとの回答は14.5%で、1月以来の高水準となった。
消費者信頼感指数は前月比で上昇したものの、依然として低迷しており、パンデミック前の水準を大きく下回っている。消費者は生活費の高騰や借り入れコストの高止まり、賃金の伸び悩みに見舞われており、特に低所得層における今年の支出減速の一因になっている。
コンファレンスボードは「消費者信頼感は7月に上昇したが、過去2年間に渡って続いている狭いレンジを抜けるには十分ではない」と指摘した。「消費者は労働市場に関して比較的前向きな見方を維持しているが、物価や金利の高止まりをなお懸念しているようだ」と述べた。
一方、インフレ期待は横ばい。労働市場に対する消費者の見通しは改善したものの、現状に関する楽観は後退した。雇用が「豊富にある」との回答は全体の34.1%と、2021年3月以来の低水準。仕事を「見つけにくい」との回答は上昇した。この差は過去3年余りで最小の水準となった。エコノミストは労働市場の強さを測るためこの指標に注目している。今後6カ月に雇用が増えるとの回答は14.5%で、1月以来の高水準となった。
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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