29日の米株式市場の概況、NYダウ49ドル安 FOMC前で様子見姿勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/30 08:16
 29日の米株式市場では、NYダウが前週末比49.41ドル安の4万0539.93ドルと3日ぶり反落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が30~31日までの日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。更に、主要ハイテク企業の決算発表を控えているとあって、様子見姿勢が広がった。方向感に欠く展開となるなかで、持ち高調整目的の売りが全体相場の重荷となった。

 キャタピラー<CAT>やスリーエム<MMM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が冴えない展開。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が下落した。一方、マクドナルド<MCD>とメルク<MRK>、ウォルト・ディズニー<DIS>が上伸。ナイキ<NKE>が買われ、ビザ<V>やイーライ・リリー<LLY>が堅調に推移した。

 ナスダック総合株価指数は12.319ポイント高の1万7370.201と続伸した。テスラ<TSLA>が大幅高。アルファベット<GOOG>が水準を切り上げ、マイクロソフト<MSFT>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が底堅く推移。オン・セミコンダクター<ON>が急伸した。半面、エヌビディア<NVDA>が軟調。エンスター・グループ<ESGR>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ