【本日の見通し】米PCE価格指数に注目
【本日の見通し】米PCE価格指数に注目
21時半に米国のインフレターゲットの対象指数である6月の米PCEデフレータ(プライスインデックス)が発表される。今後の利下げ開始に向けた重要な材料となるだけに注目を集める。昨日は151円台を付け、今月の高値から10円の下げとなったが、その後米第2四半期GDPの好結果をきっかけに154円台までの上昇と大きな動きとなった。
今日も不安定な動きが予想されるだけに、結果次第で上下ともに大きな動きが見込まれる。
同様の指標である6月の米CPIが11日に発表され、やや弱めの結果となった。PCEも弱めの数字が見込まれている。ただ、構成要素のうち、CPIよりもPCEの方が全体に占める割合が大きい医療費に関してはやや強めの伸びになっているなど、両指標で違いがある分野での伸びの差が見られるだけに、やや警戒感がある。
ドル円は昨日大きな上下動を見せた後だけに、指標発表までは153円台前半から154円台前半を中心とした推移が見込まれる。ユーロ円、ポンド円などクロス円も、基本的には少し落ち着いた動きが見込まれ、今週これまでのように早ければ東京市場からどんどん円高が進むといった動きからは少し落ち着いてくるか。
MINKABU PRESS 山岡和雅
21時半に米国のインフレターゲットの対象指数である6月の米PCEデフレータ(プライスインデックス)が発表される。今後の利下げ開始に向けた重要な材料となるだけに注目を集める。昨日は151円台を付け、今月の高値から10円の下げとなったが、その後米第2四半期GDPの好結果をきっかけに154円台までの上昇と大きな動きとなった。
今日も不安定な動きが予想されるだけに、結果次第で上下ともに大きな動きが見込まれる。
同様の指標である6月の米CPIが11日に発表され、やや弱めの結果となった。PCEも弱めの数字が見込まれている。ただ、構成要素のうち、CPIよりもPCEの方が全体に占める割合が大きい医療費に関してはやや強めの伸びになっているなど、両指標で違いがある分野での伸びの差が見られるだけに、やや警戒感がある。
ドル円は昨日大きな上下動を見せた後だけに、指標発表までは153円台前半から154円台前半を中心とした推移が見込まれる。ユーロ円、ポンド円などクロス円も、基本的には少し落ち着いた動きが見込まれ、今週これまでのように早ければ東京市場からどんどん円高が進むといった動きからは少し落ち着いてくるか。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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