ニデック、上期最終を31％上方修正、通期も増額

　ニデック <6594> [東証Ｐ] が7月23日大引け後(15:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比12.5％減の560億円に減った。
　しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の740億円→970億円(前年同期は1057億円)に31.1％上方修正し、減益率が30.0％減→8.3％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の1650億円→1850億円(前期は1251億円)に12.1％上方修正し、増益率が31.8％増→47.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　同時に、9月30日割当の1→2の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の80円→60円(株式分割前換算では80円)に修正したが、実質配当は変わらない。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の10.7％→9.3％に低下した。

株探ニュース