反発、EIA週報が需給タイト化を示唆=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/11 05:38
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=82.10(+0.69 +0.85%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油やガソリンの在庫が減少し、季節的な需給の引き締まりが見られることが相場を押し上げた。弱含んでいた製油所稼働率は95.4%まで上昇し、今年の最高水準に並んだ。ガソリン需要の4週間移動平均は929万4000バレルまで増加し、今夏に入って前年同時期の水準を初めて上回った。

 時間外取引で8月限は80.81ドルまで軟化する場面はあったが売りは続かず、前日終値を挟んだ推移となった。通常取引開始後は堅調に推移し、82.66ドルまで上昇。

MINKABU PRESS

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