仏政局に対する反応は比較的軽微、為替は円安方向の動きに=ロンドン為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/08 16:31
仏政局に対する反応は比較的軽微、為替は円安方向の動きに=ロンドン為替

 週明けの仏CAC指数は0.6%安で取引を開始している。また、独仏10年債利回り格差は70bpと先週末の67.7bpから小幅に拡大している。

 先週末のフランス2回目国民投票では、左派連合、与党、極右勢力の順番に勢力図が変化した。いずれの勢力も過半数獲得には至らず。また、選挙で連携した左派連合と与党との政策の隔たりは大きく、連日交渉は困難を極めるとみられている。

 ただ、これまでのところ、欧州市場のリスク回避反応は比較的軽微なものにとどまっているようだ。ユーロ相場は週明けオセアニア市場でギャップ・ダウンして取引を開始したが、足元では下げは一服。むしろ、高値を探る動きもみられている。

 ユーロ円はドル円とともに本日の高値を更新している。ドル円は160.95近辺、ユーロ円は174.24近辺に高値を伸ばしてきている。

EUR/USD 1.0828 EUR/JPY 174.17 EUR/GBP 0.8454 USD/JPY 160.84

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