午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利は一時1.085%に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/28 11:15
 28日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落した。前日の米国市場で長期債価格は上昇(金利は低下)したものの、時間外取引で米金利に上昇圧力が掛かっており、円債相場の重荷となった。

 日本時間28日午前に11月の米大統領選に向けた候補者のテレビ討論会が開かれおり、その内容を受けて米金利が時間外取引で上昇したとの見方がある。一方、日銀は定例の国債買い入れオペを通告。対象は「残存期間3年超5年以下」と「同10年超25年以下」、「同25年超」、物価連動債の4本で、オファー額はいずれも据え置かれた。

 先物9月限は前営業日比9銭安の142円59銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時、同0.015ポイント高い1.085%に上昇。足もとでは1.080%で推移している。


出所:MINKABU PRESS
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