*13:06JST ゼネテック Research Memo(6):堅調な事業環境を背景に2025年3月期は増収増益予想。高単価化で事業拡大へ
■今後の見通し
● 2025年3月期の業績見通し
ゼネテック<4492>の2025年3月期の業績予想は、売上高8,500百万円(前期比18.9%増)、営業利益750百万円(同19.2%増)、経常利益730百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益426百万円(同2.7%増)としている。なお、2025年3月期第1四半期より、ERP事業の属するセグメントを従来のシステムソリューション事業から、エンジニアリングソリューション事業に変更しているが、影響額は軽微である。足元の事業環境は好調に推移しており、通期計画実現の可能性は高いと弊社では見ている。
システムソリューション事業では、エンジニアをPLM事業等にシフトする計画であるため、前期ほどの増収は見込んでいないが、引き続き高単価化による事業拡大に注力する。
エンジニアリングソリューション事業では、「Mastercam」「FlexSim」ともに拡販をさらに強化していく。これにより一定の売上高増を見込んでいるが、PLM事業やERP事業など体制整備が必要な部署に対して費用発生を見込むことから、セグメント利益については前期と同水準を計画している。
GPS事業では、新たな収益源を作るべく新サービスの開発を進める方針だ。2024年以降は海外への展開も予定しており、アジア・欧州・米州諸国において国際特許を既に取得している。今後は、海外アプリ市場調査や、競合となる位置情報アプリの動向調査を加速させていく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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● 2025年3月期の業績見通し
ゼネテック<4492>の2025年3月期の業績予想は、売上高8,500百万円(前期比18.9%増)、営業利益750百万円(同19.2%増)、経常利益730百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益426百万円(同2.7%増)としている。なお、2025年3月期第1四半期より、ERP事業の属するセグメントを従来のシステムソリューション事業から、エンジニアリングソリューション事業に変更しているが、影響額は軽微である。足元の事業環境は好調に推移しており、通期計画実現の可能性は高いと弊社では見ている。
システムソリューション事業では、エンジニアをPLM事業等にシフトする計画であるため、前期ほどの増収は見込んでいないが、引き続き高単価化による事業拡大に注力する。
エンジニアリングソリューション事業では、「Mastercam」「FlexSim」ともに拡販をさらに強化していく。これにより一定の売上高増を見込んでいるが、PLM事業やERP事業など体制整備が必要な部署に対して費用発生を見込むことから、セグメント利益については前期と同水準を計画している。
GPS事業では、新たな収益源を作るべく新サービスの開発を進める方針だ。2024年以降は海外への展開も予定しており、アジア・欧州・米州諸国において国際特許を既に取得している。今後は、海外アプリ市場調査や、競合となる位置情報アプリの動向調査を加速させていく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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