米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され159円70銭台に上伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/26 07:56
米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され159円70銭台に上伸  25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=159円70銭前後と前日に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円10銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日に米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が講演で「まだ政策金利引き下げに適切な地点にはない」などと発言したことを受け、米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。米調査会社コンファレンス・ボードが発表した6月の米消費者信頼感指数は、前月の改定値から0.9ポイント低下の100.4となったが、市場予想(100.0)を上回ったことから相場への影響は限定的で、ドル円相場は一時159円76銭まで上伸した。一方、フランスの国民議会(下院)選挙が近づくなか、欧州の政局不安からユーロは軟調に推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0714ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS
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