アジア株 総じて上昇、上海株は5日続落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/25 18:29
東京時間17:50現在
香港ハンセン指数   18072.90(+45.19 +0.25%)
中国上海総合指数  2950.00(-13.10 -0.44%)
台湾加権指数     22875.97(+62.27 +0.27%)
韓国総合株価指数  2774.39(+9.66 +0.35%)
豪ASX200指数    7838.79(+105.10 +1.36%)
インドSENSEX30種  77952.06(+610.98 +0.79%)

 25日のアジア株は総じて上昇。前日の下げの反動からアジア株はおおむね買いが先行したものの、その後は一部の市場では売りに押された。台湾株は小反発。半導体大手エヌビディアの下げを嫌気して一時1.3%超の下げとなったものの、下げ渋りからプラス転換した。上海株は5日続落。一時上昇したものの、景気の先行き不透明感などからプラス圏を維持できなかった。香港株は小反発。前日までの下げの反動で一時1%超の上昇となったものの、上げ幅を縮小した。
   
 上海総合指数は5日続落。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、保険大手の中国人寿保険、電力会社の中国長江電力、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反発。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が買われる一方で、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)が売られた。
   
 豪ASX200指数は大幅反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われた。

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