*16:01JST 東証グロース市場250指数先物概況:週末でも底堅い値動き
6月21日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の631pt。なお、高値は637pt、安値は627pt、日中取引高は5513枚。前日20日の米国市場のダウ平均は3日続伸。新規失業保険申請件数の減少により金利上昇が嫌気された一方、住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が経済の減速を示したことで、FRBの利下げ観測が支えとなった。ナスダックは朝方過去最高値を付けたが、午後に入り軟調に推移。連日上昇を続けていた半導体エヌビディアを中心に売られた。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の627ptからスタートした。寄り前に発表の5月全国消費者物価コア指数(CPI)は、+2.5%で市場予想を小幅に下回ったものの、安寄り後はすぐに切り返して推移。引き続き東証プライムなど主力株との相関関係は低下しており、日経平均を横目にしっかりとした展開。後場も、週末要因によるポジション調整をこなしながらプラス圏を維持し、631ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やカバー<5253>などが上昇した。
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