【直前まとめ】英中銀は据え置き見込み
この後20時にイングランド銀行(中央銀行)金融政策会合(MPC)の結果が公表される。
7会合連続での政策金利の据え置きが見込まれている。今回は四半期報告の発表がなく、ベイリー総裁による会見も予定されていない。
3月ごろまで市場は今回の会合での利下げ開始を見込んでいた。しかし、物価の鈍化が進まず、開始期待が先送り。前回5月9日の会合でベイリー総裁が6月の会合までの物価と労働市場のデータを基に改めて利下げについての判断を行うと発言。5月22日に発表された4月の英消費者物価指数が前年比2.3%と、3月の+3.2%から大きく鈍化したものの、市場予想の+2.1%に届かなかったことで、6月は見送りという見通しが一気に強まった。
昨日発表された最新5月の消費者物価指数は+2.0%と 市場予想+2.0%と同水準ながら、インフレターゲットに到達した。コアCPIも予想通り3.5%まで低下している。これだけをみると早期の利下げ期待が強まりそうだが、前回会合で示された物価見通しで第2四半期のターゲット到達は想定通り。今後は物価の反発が見込まれており、すぐの利下げという形にはつながらない。市場の利下げ見通しは8月が38.6%、9月が73.9%となっている。声明や議事要旨、投票の内訳などによって、この動きが変化するとポンドの動きが見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
7会合連続での政策金利の据え置きが見込まれている。今回は四半期報告の発表がなく、ベイリー総裁による会見も予定されていない。
3月ごろまで市場は今回の会合での利下げ開始を見込んでいた。しかし、物価の鈍化が進まず、開始期待が先送り。前回5月9日の会合でベイリー総裁が6月の会合までの物価と労働市場のデータを基に改めて利下げについての判断を行うと発言。5月22日に発表された4月の英消費者物価指数が前年比2.3%と、3月の+3.2%から大きく鈍化したものの、市場予想の+2.1%に届かなかったことで、6月は見送りという見通しが一気に強まった。
昨日発表された最新5月の消費者物価指数は+2.0%と 市場予想+2.0%と同水準ながら、インフレターゲットに到達した。コアCPIも予想通り3.5%まで低下している。これだけをみると早期の利下げ期待が強まりそうだが、前回会合で示された物価見通しで第2四半期のターゲット到達は想定通り。今後は物価の反発が見込まれており、すぐの利下げという形にはつながらない。市場の利下げ見通しは8月が38.6%、9月が73.9%となっている。声明や議事要旨、投票の内訳などによって、この動きが変化するとポンドの動きが見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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