ソリトンが地合い悪に逆行し3連騰、生成AI時代のキーカンパニーとして存在感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/20 10:31
ソリトンが地合い悪に逆行し3連騰、生成AI時代のキーカンパニーとして存在感  ソリトンシステムズ<3040.T>が全般地合い悪に抗して3連騰と気を吐いている。株価は5月中旬にマドを開けて大幅安を強いられたが、その後は底練りを経て、今週に入って上昇トレンド転換を印象づけている。生成AI市場の急成長を背景にフェイク動画やデータ改ざんといったサイバー犯罪への警戒感も高まっている。ネットセキュリティーへのニーズが高まりをみせるなか、セキュリティー対策ソフトの開発販売などで実績の高い同社の活躍余地が高まっている。

 また、生成AIの本格普及局面において膨大な電力を消費することへの対応が課題の一つに挙げられている。そのなか、クラウドサービスではなく、ユーザーが保持する端末側でデータを処理する「エッジAI」は電力消費低減の観点やレスポンスなど使い勝手の良さからマーケットの関心が高い。同社は超低消費電力のアナログエッジAIチップの開発に取り組んでおり、AIのクラウド活用から端末搭載への動きが徐々に加速するなか、ビジネスチャンスと捉えることへの期待が大きい。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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