デルタフライは堅調推移、「DFP-17729」の開発状況の開示が株価支援

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/20 10:16
 Delta-Fly Pharma<4598.T>が堅調推移。19日の取引終了後、末期の膵臓がん患者を対象に国内で実施していた「DFP-17729」を利用する臨床試験での開発状況について開示した。第1相と第2相をあわせた層別解析の結果、膵臓がん患者の3次以降の治療、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(TS-1)と併用時の治療、DFP-17729の長期間治療(6週間以上)において、被験薬群の生存期間の中央値は9.0カ月と、対照群の生存期間の中央値(6.1カ月)より長く、両群に差がみられたという。開発状況を好感した買いを集めたようだ。DFP-17729の治療に伴う尿のpH値(アルカリ化)と生存期間の中央値との間にも有意差があった。今回の結果について、特許協力条約に基づく国際出願国への優先権を主張する形で、日本の特許庁に14日付で特許出願を行ったとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
579.0
(11/15)
-100.0
(-14.72%)