アジア株 まちまち、香港株は大幅反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/06/19 18:29
東京時間17:54現在
香港ハンセン指数   18430.39(+514.84 +2.87%)
中国上海総合指数  3018.05(-12.20 -0.40%)
台湾加権指数     23209.54(+452.11 +1.99%)
韓国総合株価指数  2797.33(+33.41 +1.21%)
豪ASX200指数    7769.72(-8.36 -0.11%)
インドSENSEX30種  77490.25(+189.11 +0.24%)

 19日のアジア株は、まちまち。半導体大手のエヌビディアの時価総額が世界首位となり、ハイテク株の支援材料となった。台湾株は大幅続伸。連日で最高値を更新した。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)や電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業などが上昇した。香港株は大幅反発。米株高や米長期金利の低下が好感された。前日に約1か月半ぶりの安値圏まで下落しており、押し目買いの動きが広がった。ハイテク株や資源株などが幅広く買われた。豪州株は小反落。豪中銀のタカ派姿勢が警戒されて上値が重かった。
    
 上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、造船メーカーの中国船舶工業、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反発。コンピュータ・メーカーのレノボ・グループ、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーが買われた。
   
 豪ASX200指数は小反落。投資銀行のマッコーリー・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、物流サービスのブランブルズ、医薬品メーカーのCSLが売られた。

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