*12:19JST デリカフHD Research Memo(9):2025年3月期より連結配当性向目安を20%程度から30%程度に引き上げ
■株主還元策
デリカフーズホールディングス<3392>は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては、配当原資確保のための収益力強化を図りながら、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、従来は配当性向で20%程度を目安としていたが、大型投資も一巡したことから2025年3月期以降は配当性向30%程度を目安に、累進的配当を堅持する方針とした。2024年3月期の1株当たり配当金は、創立20周年の記念配当を含めて前期比4.0円の増配となる12.0円(配当性向19.3%)とした。また、2025年3月期は記念配当がはく落するものの、前期と同額の12.0円(同30.1%)を予定している。今後利益成長が続けば増配が期待できるだろう。また、投資回収後のフェーズにおいては、自己株式取得についても機動的に検討することにしている。
株主優待内容に関しては毎年9月末の株主に対して保有株数に応じて「青果日和」ブランドのオリジナル青果ボックスまたは同等分のクオカードを贈呈し(200株以上400株未満の場合はクオカードのみ)、長期保有株主(3年以上継続して2,000株以上保有)に対しては、別途優待内容を付け加えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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デリカフーズホールディングス<3392>は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては、配当原資確保のための収益力強化を図りながら、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、従来は配当性向で20%程度を目安としていたが、大型投資も一巡したことから2025年3月期以降は配当性向30%程度を目安に、累進的配当を堅持する方針とした。2024年3月期の1株当たり配当金は、創立20周年の記念配当を含めて前期比4.0円の増配となる12.0円(配当性向19.3%)とした。また、2025年3月期は記念配当がはく落するものの、前期と同額の12.0円(同30.1%)を予定している。今後利益成長が続けば増配が期待できるだろう。また、投資回収後のフェーズにおいては、自己株式取得についても機動的に検討することにしている。
株主優待内容に関しては毎年9月末の株主に対して保有株数に応じて「青果日和」ブランドのオリジナル青果ボックスまたは同等分のクオカードを贈呈し(200株以上400株未満の場合はクオカードのみ)、長期保有株主(3年以上継続して2,000株以上保有)に対しては、別途優待内容を付け加えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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