午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安などが影響
18日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。17日に発表された米経済指標が改善したことを受け、同日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。
前日に発表された6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が前月から改善したことで、米債券市場では米景気の先行きに対する過度な懸念が後退。米長期金利の上昇が国内債の逆風となり、債券先物は寄り付き直後に一時143円92銭まで軟化した。その後は下げ渋る場面もあったが、日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会で「次回の7月の金融政策決定会合での追加利上げの可能性は十分ある」との見解を改めて示したことが伝えられると再び売りが優勢となった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比12銭安の143円96銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.935%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
前日に発表された6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が前月から改善したことで、米債券市場では米景気の先行きに対する過度な懸念が後退。米長期金利の上昇が国内債の逆風となり、債券先物は寄り付き直後に一時143円92銭まで軟化した。その後は下げ渋る場面もあったが、日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会で「次回の7月の金融政策決定会合での追加利上げの可能性は十分ある」との見解を改めて示したことが伝えられると再び売りが優勢となった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。
午前11時の先物9月限の終値は、前日比12銭安の143円96銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.935%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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