<注目銘柄>=島津、医薬品開発向け成長期待続く
島津製作所<7701.T>は明治初期創業の老舗メーカーながら、安定した成長を継続しており25日移動平均線を下回る水準は押し目買いスタンスで臨みたい。分析・計測機器大手で理工系分野での有能な人材を多く抱える同社は、欧州での医薬品開発向け分析機器の旺盛な需要などを追い風に、24年3月期の売上高と営業・経常・最終利益は4期連続で過去最高を更新した。25年3月期は売上高が前期比2.6%増の5250億円、最終利益は同1.7%増の580億円を見込む。
今期の業績の伸びは鈍化する予想を示しながらも、医薬品開発向け装置は引き続き堅調な需要拡大が期待できるほか、人体に有害な影響を及ぼすと懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)の分析ソリューションも収益の押し上げに寄与すると想定されている。更に、同社は5月に初の自社株買いの実施を発表。取得総数の上限は1250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.2%)、取得総額の上限は250億円とし、期間は来年3月末までとした。5月の段階では買い入れを見送っているとあって、需給面での安心感が下値を支える要因となりそうだ。株価は5月13日に年初来高値4612円をつけた後に騰勢が一服。バリュエーション面での割高感が解消された格好となっている。(碧)
出所:MINKABU PRESS
今期の業績の伸びは鈍化する予想を示しながらも、医薬品開発向け装置は引き続き堅調な需要拡大が期待できるほか、人体に有害な影響を及ぼすと懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)の分析ソリューションも収益の押し上げに寄与すると想定されている。更に、同社は5月に初の自社株買いの実施を発表。取得総数の上限は1250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.2%)、取得総額の上限は250億円とし、期間は来年3月末までとした。5月の段階では買い入れを見送っているとあって、需給面での安心感が下値を支える要因となりそうだ。株価は5月13日に年初来高値4612円をつけた後に騰勢が一服。バリュエーション面での割高感が解消された格好となっている。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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