レアジョブ、生成AIで英会話レッスンの復習を効率化する「AIレッスンレポートβ」を提供開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/06/11 14:47
AWSの「Amazon Bedrock」を活用し、人とAIの強みを融合させた学習サービスへ

EdTechカンパニーの株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)は、生成AIアプリケーションの迅速な構築・拡張を支援する「Amazon Bedrock」を活用して英会話学習を効率化させる「AIレッスンレポートβ」をリリースし、「レアジョブ英会話」の一部の受講者から提供を開始いたしました。



■導入背景、概要
レアジョブグループではこれまで、2023年4月にリリースした生成AIを活用して英会話をサポートする「レッスンAIアシスタント機能(β)」や、AIで自動採点を行うスピーキングテスト「PROGOS(R)」など、AIを活用した学習体験の向上に取り組んできました。生成AIの普及により、人が行ってきたさまざまなタスクをAI化させるハードルやコストが下がり、ほか多くの教育サービスでも活用が進んでいます。
一方、オンライン英会話サービスの強みは、レッスンを提供する「講師(人)」です。そのため、レアジョブグループではAI活用を検討するにあたり、人とAIの提供価値を改めて見直し、どちらかだけにするのではなく、それぞれの強みを融合させたサービス開発を検討してきました。今回開発したのは、英会話レッスン後の復習を効率化し、学習効果を向上させる「AIレッスンレポートβ」です。レッスン中に録音された会話の音声をAIが文字起こし・分析を行い、発話内容のスコア化やおすすめの表現を提示し、レッスン後の復習をサポートします。これまで、レッスン中のフィードバックは、多すぎると会話が前に進まず、少なすぎても学びを得づらいという課題がありました。本機能を活用することで、レッスン中は受講者と講師共に会話に専念することができ、レッスン後も講師がフィードバックを行うための負担を減らすことが可能となり、学習体験の向上に繋がります。

「AIレッスンレポートβ」の導入によるAIと講師の役割の変化

※講師より送付する従来の「レッスンレポート」は引き続き提供を継続し、「AIレッスンレポートβ」の改善と共に提供方法の変更を検討してまいります。

レアジョブグループでは、以前より保有していたレッスン中の音声データ、学習フィードバックの仕組みに対し、「Amazon Bedrock」を活用し今回の「AIレッスンレポートβ」の開発を実現しました。【レアジョブテクノロジーズ 執行役員CTO 羽田 健太郎氏 コメント】
生成AI を使った取り組みを検討する中で、当社が抱えていたセキュリティ・ガバナンス・品質などの課題が「Amazon Bedrock」 の登場により解決し、さまざまな挑戦ができるようになりました。「AIレッスンレポートβ」をはじめとして、今後はよりさまざまな領域での活用に挑戦し、新たな学習体験を提供してまいります。ぜひ、たくさんのフィードバックをいただければ糧となります。【アマゾン ウェブ サービス ジャパン 執行役員 デジタルサービス事業統括本部長 佐藤 有紀子氏 コメント】
Amazon Bedrockを活用して顧客体験やビジネスにインパクトをもたらす生成AIアプリケーションを構築するお客様は日本でも急速に増えています。レアジョブ様が提供を開始した「AIレッスンレポートβ」は、AWS生成AIイノベーションセンターと連携してAmazon Bedrockを活用したプロトタイプを構築されたことで、これまでにない新たな学習体験を先駆けて実現されました。AWSは今後も受講者に価値ある学習体験の提供を目指すレアジョブグループ様の取組を支援してまいります。「AIレッスンレポートβ」の具体的な技術関連の情報や、「Amazon Bedrock」の活用方法については、以下記事にて紹介しております。
オンライン英会話サービスにおけるAmazon Bedrockの活用事例(AWS公式ウェブマガジン builders.flash)

また、2024年6月20日(木)、21日(金)に開催予定の「AWS Summit Japan」にて、CTO羽田による講演を行い、「AIレッスンレポートβ」を皮切りとした、生成AIとつくる新しい英語学習体験についてお話いたします。また、同イベントのEXPOではブースを出展し、「AIレッスンレポートβ」の機能をご紹介します。【講演、ブース展示の概要】
・日時:2024年6月20日(木)、21日(金)
    <講演>6月21日(金)13:30~14:00
・会場:幕張メッセ(ブース:Generative AI & AWS for Data Zone/Generative AI A-17)
「AIレッスンレポートβ」について
「AIレッスンレポートβ」は、レッスン中に録音された音声をAIが解析し、レッスン後の復習で学習に役立つ情報を得られる機能です。レッスン中の受講者と講師の会話はすべてテキスト化されるので、会話内容の振り返りはもちろん、返答が遅かった箇所や間違いの指摘、改善できる発話に対し、AIよりおすすめの表現を提案します。さらに、文字だけでなく、レッスン中の発話の「単語数・時間・量」を数値化し、受講者自身の過去のレッスンと比較することが可能です。
現在一部受講者へ限定的に機能を公開し、検証を進めており、順次提供範囲を拡大予定です。詳細はこちら:https://www.rarejob.com/lab/ai-lesson-report/




発話内容を数値化し、レッスンごとの英語力の推移を可視化

【レアジョブ英会話Labについて】
「レアジョブ英会話Lab」は生成AIを活用した機能を中心に、β版としてサービス提供を試験的に行い、ユーザーの実用をふまえた効果検証をスピーディーに行うことを目的としたLabです。すべての受講者に価値ある学習体験をより早く提供するために、今後さまざまな機能のβ版提供を予定しています。
【株式会社レアジョブについて】
所在地:東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F
代表者:代表取締役社長 中村 岳
U R L :https://www.rarejob.co.jp/
事業内容:英語関連事業/資格取得支援事業/子ども・子育て支援事業
上場取引所:東京証券取引所スタンダード市場【レアジョブグループの事業展開について】
EdTechカンパニーのレアジョブグループは、グループビジョン“Chances for everyone, everywhere.”に基づき「世界中の人々が、それぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現」を目指しています。オンライン英会話をはじめ、AI ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS(R)」などアセスメントを軸とし、個人・法人・教育機関などを対象に事業を展開。また、英語だけでなくグローバルリーダーに必要な評価・育成・採用など人材関連サービスや、資格取得を支援するサービス、K12領域における子ども子育て支援サービスも幅広く提供。今後も、国内のみならずグローバルな事業展開を推進してまいります。■イメージムービー:レアジョブが描く少しだけ未来の風景
https://youtu.be/6HWoKierAYs【提供サービス】
◆英語関連サービス
―オンライン英会話サービス
オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」
オンライン完結成果保証型英会話プログラム「スマートメソッド(R)コース」
―アセスメントサービス(英語力測定)
ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS(R)」
英語スピーキング力診断アプリ「PROGOS(R)」
―法人向け人材育成関連サービス
グローバルビジネススキル習得プログラム「グローバルスキルPowerトレーニング」
法人向けグローバルリーダー育成研修サービス資格取得支援サービス
法律系難関資格のオンライン学習サービス「資格スクエア」◆子ども・子育て支援サービス
―オンライン英会話サービス
子ども専門オンライン英会話サービス「リップルキッズパーク」
児童生徒向けオンライン英会話サービス「ボーダーリンク英会話」
―英語教室関連サービス
子ども向け英語教室「グローバルフィールド」
―英語指導者派遣サービス
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