ドル円は本日安値圏 直近の米利回り上昇は新たなトレンドを示唆しないとの指摘=NY為替
ドル円はその後、156.60円付近で推移しており、本日安値圏での取引が続いている。この日発表の第1四半期の米GDP改定値が個人消費の鈍化で下方改定になったことがドルの戻り売りを誘発している。米国債利回りも低下しており、ドル円も戻り売りに押されている格好。
本日は円の買い戻しも見られ、ドル円のみならずユーロ円やポンド円も戻り売りに押されている。本日も株安が続いており、前日には見られなかったリスク回避の円買いが出ているとの指摘も出ている。月末接近で市場は調整色を強めているが、株安と伴に個人投資家中心に円ショートの巻き戻しが出ているのかもしれない。
ドル円は基本的に米国債利回りに沿った値動きを続けており、直近の利回り上昇がドル円を下支えしている。ただ一部からは、直近の米国債利回りの上昇は新たなトレンドを示唆していないとの指摘も出ている。米長期金利への期待は比較的安定しており、過去のような新たなトレンドの始まりにはならないという。
また、明日のPCEデフレータに市場の注目が集まっているが、インフレに関してはよりタイムリーな消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がすでに発表になっているため、それで米国債が売られ、利回りが上昇するには限界があるという。
USD/JPY 156.61 EUR/USD 1.0841 GBP/USD 1.2742
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
本日は円の買い戻しも見られ、ドル円のみならずユーロ円やポンド円も戻り売りに押されている。本日も株安が続いており、前日には見られなかったリスク回避の円買いが出ているとの指摘も出ている。月末接近で市場は調整色を強めているが、株安と伴に個人投資家中心に円ショートの巻き戻しが出ているのかもしれない。
ドル円は基本的に米国債利回りに沿った値動きを続けており、直近の利回り上昇がドル円を下支えしている。ただ一部からは、直近の米国債利回りの上昇は新たなトレンドを示唆していないとの指摘も出ている。米長期金利への期待は比較的安定しており、過去のような新たなトレンドの始まりにはならないという。
また、明日のPCEデフレータに市場の注目が集まっているが、インフレに関してはよりタイムリーな消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がすでに発表になっているため、それで米国債が売られ、利回りが上昇するには限界があるという。
USD/JPY 156.61 EUR/USD 1.0841 GBP/USD 1.2742
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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