三井Ｅ＆Ｓ、今期経常は13％減益、未定だった配当は7円増配

　三井Ｅ＆Ｓ <7003> [東証Ｐ] が5月22日大引け後(17:25)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益は前期比13.1％減の180億円に減る見通しと発表した。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は12円(前期は5円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年５月14日の時点では、同日公表の「保有株式の一部売却に関するお知らせ」に係る影響額を合理的に算出し、業績予想に反映させることが困難であったため、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、「未定」としておりました。　その後、本日公表いたしました経過報告のとおり、本件売出しに係る引受け価額が決定され、業績予想の算定が可能となったため、お知らせいたします。なお、本業績予想は、オーバーアロットメントによる売出しに伴う対象株式を含め、全ての株式が売却されることを前提として算定しております。　当社グループは、本件売却を機に金融機関との協議を進め、自己資本比率の更なる向上、流動比率の健全化など財務体質の改善が一層進むものと見込んでおります。

　　業績予想の算定が困難であったため、2025年３月期期末配当予想については「未定」としておりましたが、業績予想の合理的な算定が可能となったため、開示いたします。　当期の期末配当予想につきましては、保有株式の一部売却に伴い獲得する資金により、Ａ種優先株式を早期償還し、優先株式への配当原資を普通株式に配分することを前提に、増配いたします。