CO2排出削減で、気候変動対策へ貢献
定食レストラン「やよい軒」や「ほっともっと」などを展開する株式会社プレナス(本社:東京都中央区、代表取締役CEO塩井辰男(以下、プレナス))、日揮ホールディングス株式会社(本社:横浜市、代表取締役会長CEO佐藤雅之(以下、日揮HD))、株式会社レボインターナショナル(本社:京都市、代表取締役 越川哲也(以下、レボインターナショナル))、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(本社:横浜市、代表者 秋鹿正敬(以下、SAFFAIRE SKY ENERGY))の4社は、プレナスが展開するやよい軒等の店舗から出る使用済み食用油(以下、廃食用油)を、国産の持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel(以下、SAF))製造の原料として供給することで、資源の有効活用を通じて気候変動対策への貢献を目指した、循環型社会の実現のために相互に協力する基本合意書を4月30日付で締結しました。
プレナスグループのサステナビリティ活動
プレナスは2024年4月末現在、「やよい軒」を国内に361店舗、「ほっともっと」を国内に2,444店舗展開しております。
プレナスグループは、食に携わる企業として人びとに信頼される企業であり続けるために、私たちが目指すべき方向性を示した「5つのビジョン」に基づいてさまざまな取り組みを行っています。そのすべてがプレナスグループの「おいしさの追求」を支えています。また、「5つのビジョン」の中に「もっと、環境に貢献する企業になろう」があります。お客さまに安全で美味しい食を届け続けるためには、事業活動における未来を見据えた持続可能(サステナブル)な取り組みが不可欠です。
プレナスグループはこれまでも、店舗で使用した廃食用油を飼料や肥料などへ再利用する活動を行ってまいりました。この度、一部の店舗において、相互で協力し廃食用油を国産SAFに再利用する取り組みに参加することで、トレーサビリティを明確にしながらCO2排出削減を目指し、さらなる気候変動対策へ貢献したいと考えています。
各社の役割について
プレナスと日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの4社は今回の取り組みを通じて国内SAFの供給に貢献していきます。
・プレナス(廃食用油提供)
展開するやよい軒などの店舗からでる廃食用油をSAFの原料として供給いたします。まずは関東1都6県のやよい軒店舗124店から出る廃食用油の提供を開始します。今回の取り組みによる廃食用油の供給量は年間最大約220トンを見込んでおります。今後順次、やよい軒の他店舗などに取り組みを広げていく予定です。
・レボインターナショナル(廃食用油収集)
店舗から廃食用油を収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYが運営するSAF製造装置向けに引き渡します。
・SAFFAIRE SKY ENERGY(SAF製造)
2024年度下期~2025年度初頭の製造開始を目指し、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産SAFの大規模製造プラントにおいて、レボインターナショナルから引き取った廃食用油を原料としてSAFの製造を行います。製造するSAFは年産約3万キロリットルを予定しています。
・日揮HD (サプライチェーン構築)
廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を主導します。今回の取り組みによるCO2削減量は年間約560トンを見込んでおります。
SAFとは
SAFは、石油などの化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料であり、その製造にあたっては様々な原料、製造技術が存在します。原料が100%廃食用油の場合、従来の航空燃料と比べて原料収集からSAFの製造、燃焼までのライフサイクル全体でCO2排出量を約80%削減することが可能といわれています。今日、航空業界ではSAFの利用拡大が「空の脱炭素」に向けた最優先課題との認識が定着する一方で、今後見込まれる旺盛なSAF需要に対し、供給面の整備が急務とされています。SAFの原料である廃食用油について、日揮HD、レボインターナショナル、コスモ石油株式会社(以下「コスモ石油」)の3社は、2022年11月、SAFFAIRE SKY ENERGYを設立、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年産約3万キロリットルのSAF大規模製造を目指し、2024年度下期~2025年度初頭にコスモ石油堺製油所構内に建設するプラントの稼働計画を公表いたしました。本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択※を受けた助成事業です。
※NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
建設中のSAF製造装置(大阪府堺市)
定食レストラン「やよい軒」や「ほっともっと」などを展開する株式会社プレナス(本社:東京都中央区、代表取締役CEO塩井辰男(以下、プレナス))、日揮ホールディングス株式会社(本社:横浜市、代表取締役会長CEO佐藤雅之(以下、日揮HD))、株式会社レボインターナショナル(本社:京都市、代表取締役 越川哲也(以下、レボインターナショナル))、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(本社:横浜市、代表者 秋鹿正敬(以下、SAFFAIRE SKY ENERGY))の4社は、プレナスが展開するやよい軒等の店舗から出る使用済み食用油(以下、廃食用油)を、国産の持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel(以下、SAF))製造の原料として供給することで、資源の有効活用を通じて気候変動対策への貢献を目指した、循環型社会の実現のために相互に協力する基本合意書を4月30日付で締結しました。
プレナスグループのサステナビリティ活動
プレナスは2024年4月末現在、「やよい軒」を国内に361店舗、「ほっともっと」を国内に2,444店舗展開しております。
プレナスグループは、食に携わる企業として人びとに信頼される企業であり続けるために、私たちが目指すべき方向性を示した「5つのビジョン」に基づいてさまざまな取り組みを行っています。そのすべてがプレナスグループの「おいしさの追求」を支えています。また、「5つのビジョン」の中に「もっと、環境に貢献する企業になろう」があります。お客さまに安全で美味しい食を届け続けるためには、事業活動における未来を見据えた持続可能(サステナブル)な取り組みが不可欠です。
プレナスグループはこれまでも、店舗で使用した廃食用油を飼料や肥料などへ再利用する活動を行ってまいりました。この度、一部の店舗において、相互で協力し廃食用油を国産SAFに再利用する取り組みに参加することで、トレーサビリティを明確にしながらCO2排出削減を目指し、さらなる気候変動対策へ貢献したいと考えています。
各社の役割について
プレナスと日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの4社は今回の取り組みを通じて国内SAFの供給に貢献していきます。
・プレナス(廃食用油提供)
展開するやよい軒などの店舗からでる廃食用油をSAFの原料として供給いたします。まずは関東1都6県のやよい軒店舗124店から出る廃食用油の提供を開始します。今回の取り組みによる廃食用油の供給量は年間最大約220トンを見込んでおります。今後順次、やよい軒の他店舗などに取り組みを広げていく予定です。
・レボインターナショナル(廃食用油収集)
店舗から廃食用油を収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYが運営するSAF製造装置向けに引き渡します。
・SAFFAIRE SKY ENERGY(SAF製造)
2024年度下期~2025年度初頭の製造開始を目指し、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産SAFの大規模製造プラントにおいて、レボインターナショナルから引き取った廃食用油を原料としてSAFの製造を行います。製造するSAFは年産約3万キロリットルを予定しています。
・日揮HD (サプライチェーン構築)
廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を主導します。今回の取り組みによるCO2削減量は年間約560トンを見込んでおります。
SAFとは
SAFは、石油などの化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料であり、その製造にあたっては様々な原料、製造技術が存在します。原料が100%廃食用油の場合、従来の航空燃料と比べて原料収集からSAFの製造、燃焼までのライフサイクル全体でCO2排出量を約80%削減することが可能といわれています。今日、航空業界ではSAFの利用拡大が「空の脱炭素」に向けた最優先課題との認識が定着する一方で、今後見込まれる旺盛なSAF需要に対し、供給面の整備が急務とされています。SAFの原料である廃食用油について、日揮HD、レボインターナショナル、コスモ石油株式会社(以下「コスモ石油」)の3社は、2022年11月、SAFFAIRE SKY ENERGYを設立、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年産約3万キロリットルのSAF大規模製造を目指し、2024年度下期~2025年度初頭にコスモ石油堺製油所構内に建設するプラントの稼働計画を公表いたしました。本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択※を受けた助成事業です。
※NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
建設中のSAF製造装置(大阪府堺市)
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